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2026年09月09日更新
A型事業所の職務経歴書の書き方【例文あり】職歴を強みに変えるアピール術
A型事業所の職務経歴書の書き方【例文あり】職歴を強みに変えるアピール術
就労継続支援A型事業所での経験を、一般企業への転職活動でどのようにアピールすれば良いか悩んでいませんか。
A型事業所での勤務経験は、書き方次第であなたの強みとなり、採用担当者に好印象を与えることができます。
この記事では、A型事業所での経験を職務経歴書に記載する際の基本ルールから、具体的なアピール方法、さらには戦略別の書き方のポイントまで、例文を交えながら詳しく解説します。
A型事業所での経験は職務経歴書に書いてOK!れっきとした職歴です
就労継続支援A型事業所での経験を職務経歴書に書くことに、ためらいを感じる必要は一切ありません。
A型事業所での勤務は、一般企業と同様に正式な職歴として認められます。
なぜなら、利用者と事業所の間で雇用契約が結ばれており、労働の対価として給与が支払われているからです。
自信を持って、これまでの経験を職務経歴書に記載し、あなたのキャリアの一部としてアピールしましょう。
雇用契約があるため、堂々と職歴として記載できる
就労継続支援A型事業所と利用者は、雇用契約を締結します。
これは、労働基準法をはじめとする労働関連法規が適用されることを意味します。
最低賃金以上の給与が保証され、勤務時間や業務内容が明確に定められています。
したがって、A型事業所での勤務はアルバイトやパートタイマーと同じく、法的に認められた就労形態です。
職務経歴書にも、正当な職歴として堂々と記載することが可能です。
一般企業の採用担当者も「就労経験」として評価している
多くの採用担当者は、A型事業所での経験を「就労経験」として正しく認識しています。
特に注目されるのは、勤怠の安定性、基本的なビジネスマナー、そして与えられた業務を責任もって遂行する能力です。
どのような環境であれ、継続して勤務した事実は、働く意欲と責任感の証明となります。
そのため、A型事業所での経験も、選考過程において重要な職歴の一つとして評価の対象となります。
まずは基本から!A型事業所の職歴を職務経歴書に記載する際の基本ルール
就労継続支援A型事業所での経験を職務経歴書に記載する際は、採用担当者に正確な情報が伝わるような書き方を心がけることが重要です。
事業所の正式名称を記載し、担当した業務内容を具体的かつ客観的に記述することで、あなたのスキルや経験が적確に評価されます。
ここでは、職務経歴書を作成する上で押さえておくべき基本的なルールについて解説します。
事業所名は「株式会社〇〇 就労継続支援A型事業所」のように正式名称で書く
職務経歴書には、事業所の正式名称を正確に記載しましょう。
例えば、運営母体が株式会社であれば「株式会社〇〇」、社会福祉法人であれば「社会福祉法人△△会」のように、法人格から書き始めます。
その上で、「就労継続支援A型事業所□□」と続けるのが丁寧な書き方です。
正式名称を記載することで、経歴の信頼性が高まり、採用担当者もどのような組織で働いていたのかを正確に把握できます。
担当した業務内容は誰が読んでも分かるように具体的に記述する
担当した業務内容は、専門用語を避け、誰が読んでも理解できるように具体的に記述することが重要です。
「軽作業」や「データ入力」といった抽象的な表現ではなく、「〇〇製品の検品・梱包作業(1日平均△個)」「Excelを使用した顧客リストの作成・更新(月間約〇件)」のように、具体的な作業内容や扱っていた物、使用ツール、作業量などを数字で示すと、あなたのスキルレベルがより明確に伝わります。
履歴書は「略歴」、職務経歴書は「実績のアピール」と役割を使い分ける
履歴書と職務経歴書は、それぞれ役割が異なります。
履歴書の職歴欄には、入社・退社した年月と事業所名を簡潔に記載する「略歴」の役割があります。
一方、職務経歴書は、これまでの業務内容や実績、培ったスキルを具体的にアピールするための書類です。
履歴書で経歴の概要を示し、職務経歴書でその詳細とあなたの強みを伝える、というように両者の役割を意識して使い分けることが大切です。
【戦略別】オープン就労かクローズ就労かで変わる書き方のポイント
一般企業への転職を目指す際、自身の障害を開示して働く「オープン就労」か、開示せずに働く「クローズ就労」かによって、職務経歴書の書き方も戦略的に変える必要があります。
どちらの働き方を選択するかで、A型事業所の経験をどのように表現し、何を重点的に伝えるべきかが変わってきます。
ここでは、それぞれの選択に応じた書き方のポイントを解説します。
オープン就労の場合:必要な配慮と自分の強みをセットで伝える書き方
オープン就労を選択する場合、自身の障害特性について正直に伝え、必要な配慮を求めることが可能です。
その際は、単に「〇〇が苦手です」と伝えるのではなく、「〇〇という特性がありますが、△△という工夫をすることで問題なく業務を遂行できます」といったように、自己対処能力をアピールすることが重要です。
必要な配慮と、それによって発揮できる自分の強みをセットで伝える書き方をすることで、企業側も安心して採用を検討できます。
クローズ就労の場合:事業所名を伏せたい時の対処法とリスク管理
障害を開示しないクローズ就労を選ぶ場合、「就労継続支援A型事業所」という名称を職務経歴書に記載することに抵抗があるかもしれません。
その場合は、運営母体の法人名(例:「株式会社〇〇」)のみを記載する方法があります。
ただし、面接で事業内容について詳しく問われる可能性や、インターネットで検索されてA型事業所であることが判明するリスクも念頭に置く必要があります。
事業内容をどう説明するか、事前に準備しておくことが求められます。
クローズ就労で生じる職歴の空白期間をポジティブに説明する方法
クローズ就労を選択し、A型事業所での経験を職歴として記載しない場合、その期間が「空白期間」となってしまいます。
この空白期間について面接で問われた際は、正直に事情を話すか、あるいはポジティブな理由で説明する必要があります。
「資格取得に向けて専門学校に通っていました」「今後のキャリアに必要なスキルを身につけるため、職業訓練を受けていました」など、前向きな活動をしていたと説明できる準備をしておくと良いでしょう。
採用担当者の目に留まる!職務経歴書のアピール術【例文付き】
職務経歴書は、あなたの経験やスキルを採用担当者に伝えるための重要なプレゼンテーション資料です。
A型事業所で培った経験を、具体的なエピソードや数字を交えてアピールすることで、他の応募者との差別化を図ることができます。
ここでは、職種別に具体的な例文を挙げながら、採用担当者の評価を高めるためのアピール術を紹介します。
【例文】事務・データ入力の経験を正確性やPCスキルとしてアピールする
事務やデータ入力の作業経験は、正確性やPCスキルをアピールする絶好の機会です。
業務内容を具体的に記述し、どのようなツールを使っていたかを明記しましょう。
20XX年4月~20XX年3月
株式会社〇〇
事業内容:データ入力、書類作成代行
Excelを使用した売上データの入力・集計作業
関数:VLOOKUP、SUMIF、ピボットテーブルを使用
Wordによる会議議事録の作成
取引先への請求書作成および郵送作業
入力データのダブルチェックを徹底し、在籍期間中の入力ミスは0件でした。
正確性と迅速な作業遂行能力が評価され、新人スタッフの教育担当も任されました。
【例文】Webサイト運営の経験を具体的な実績や貢献としてアピールする
Webサイト運営の補助作業などに携わった経験は、具体的な実績を示すことで高く評価されます。
担当した作業と、それがもたらした結果や貢献を数字で示すと効果的です。
20XX年4月~20XX年3月
株式会社〇〇
事業内容:ECサイトの運営サポート
ECサイトの商品登録、画像加工
メールマガジンの作成・配信
SNSの投稿コンテンツ作成、投稿作業
商品紹介のキャッチコピーについてA/Bテストを自主的に提案・実施し、担当商品のクリック率を前月比で5%向上させました。
また、SNSのフォロワーが半年で300人増加することに貢献しました。
【例文】軽作業・清掃の経験を継続力や丁寧さとしてアピールする
軽作業や清掃の作業経験は、継続力、丁寧さ、集中力などをアピールする材料になります。
日々の業務にどのように取り組んでいたか、その姿勢を伝えましょう。
20XX年4月~20XX年3月
株式会社〇〇
事業内容:部品の検品・梱包、オフィス清掃
業務内容
電子部品の目視検査、梱包作業
オフィスビル内のフロア清掃、ゴミ回収
実績・評価
3年間、無遅刻無欠勤で業務に従事し、高い集中力で不良品率0.01%以下を維持しました。
また、清掃業務では、汚れの種類に応じた清掃方法をマニュアル化し、作業効率の改善に貢献しました。
この取り組みが評価され、月間MVPに選出されました。
勤怠の安定性や継続力を具体的な数字で示して信頼性を高める
採用担当者が重視する点の一つに、安定して長期間働けるかということがあります。
勤怠の安定性は、社会人としての基礎体力を示す重要な指標です。
「年間、無遅刻無欠勤でした」「在籍期間中の通院による欠勤は月平均1日です」といったように、具体的な数字を用いて継続力をアピールする書き方をすると、信頼性が格段に高まります。
事実に基づいた客観的な数字は、何よりの説得材料となります。
業務改善のために工夫した点や主体的な行動をエピソードとして盛り込む
単に与えられた業務をこなすだけでなく、より良くするために自ら考えて行動した経験は、主体性や問題解決能力の高さを示す強力なアピールポイントです。
例えば、「作業ミスを減らすために、独自のチェックリストを作成して活用した」「備品管理の方法を見直し、発注漏れをなくした」など、具体的なエピソードを盛り込む書き方をしましょう。
小さな工夫でも、あなたの仕事に対する前向きな姿勢が伝わります。
これは避けたい!職務経歴書で評価を下げてしまうNGな書き方
職務経歴書は、あなたの魅力を伝えるための大切なツールですが、書き方一つで意図せず評価を下げてしまうことがあります。
特に、A型事業所での経験を記載する際には、言葉の選び方に注意が必要です。
受け身な印象や、能力が低いという誤解を与えかねない表現は避け、主体性とプロ意識が伝わる書き方を心がけましょう。
ここでは、評価を下げる可能性のあるNGな書き方の例を紹介します。
「訓練」「支援」といった受け身な表現を使ってしまう
「職業訓練として〇〇をしました」「支援員の方に教わりながら業務を行いました」といった表現は、受け身な印象を与えてしまいがちです。
A型事業所での経験は、あくまで「仕事」です。
「〇〇業務を担当しました」「上司の指導のもと、△△のスキルを習得しました」のように、「業務」「担当」「習得」といった主体的な言葉に置き換える書き方を意識しましょう。
これにより、仕事として責任感を持って取り組んでいた姿勢が伝わります。
業務内容を「簡単な作業」などと抽象的に書いてしまう
「簡単な作業」や「軽作業」といった言葉は、応募者本人が謙遜して使っている場合でも、採用担当者には「誰にでもできる単純なことしかしてこなかった」と解釈される恐れがあります。
どのような作業も、具体的な内容を記述することが重要です。
「〇〇のシール貼り」「△△の箱詰め」など、客観的な事実を記載する書き方を徹底し、あなたのスキルや経験が正しく評価されるように努めましょう。
障害特性への配慮事項をネガティブな印象で伝えてしまう
オープン就労で配慮事項を伝える際、「〇〇はできません」「△△が苦手です」といった否定的な表現で終始するのは避けましょう。
企業側は、自社で活躍できる人材を求めています。
できないことだけでなく、「しかし、〇〇という配慮をいただければ、△△の業務で能力を発揮できます」のように、どうすれば活躍できるのかをセットで伝えるポジティブな書き方が重要です。
あなたの強みを活かすための条件提示と捉えましょう。
職務経歴書とA型事業所の経験に関するよくある質問
ここでは、就労継続支援A型事業所の経験を職務経歴書や履歴書に記載する際によく寄せられる質問とその回答をまとめました。
職歴としての扱いや、障害を非公開にする場合の書き方、自己PRへの活かし方など、多くの方が抱える疑問について解説します。
A型事業所での経験は、一般企業の選考で職歴として見なされますか?
はい、雇用契約を締結しているため、れっきとした職歴と見なされます。
勤怠の安定性や具体的な業務内容、仕事への取り組み姿勢などを明確に示すことで、働く意欲と能力をアピールする有効な材料になります。
自信を持って職務経歴書に記載しましょう。
障害をクローズで就職する場合、A型事業所の経歴はどのように書けば不利になりませんか?
「就労継続支援A型事業所」という名称を伏せ、運営母体の法人名のみを記載する方法があります。
ただし、面接で事業内容を具体的に説明できるよう準備しておくことが重要です。
経歴を記載しない場合は、空白期間をどう説明するか対策を立てておきましょう。
A型事業所での経験を自己PRに繋げるには、どのような点を強調すれば良いですか?
勤怠の安定性、具体的な業務内容と実績、業務効率化のために工夫した点などを強調するのが効果的なです。
「支援」や「訓練」ではなく、主体的に「仕事」として取り組んだ姿勢を示すことが重要です。
数字や具体的なエピソードを交えた書き方を心がけましょう。
ご利用にあたっての注意点
就労継続支援A型事業所の労働条件や支援体制、作業内容は各事業所によって異なります。また、職務経歴書の書き方に対する企業の評価基準や配慮事項の扱い、オープン/クローズ就労での具体的な提示方法は企業や事業所ごとに異なります。なお、障害福祉サービス受給者証の記載内容や証明書の交付手続き等は、お住まいの自治体によって判断や手続きが異なる場合があります。詳しい募集要項や応募書類の作成方法については、各事業所やお近くのハローワーク、障害福祉窓口等へ直接お問い合わせください。
まとめ
就労継続支援A型事業所での勤務経験は、雇用契約に基づくれっきとした職歴であり、一般企業への転職において決して不利になるものではありません。むしろ、職務経歴書での書き方を工夫し、担当した業務内容や実績、仕事への取り組み姿勢を具体的に記述することで、採用担当者への強力なアピールとなります。
オープン就労、クローズ就労といったご自身の選択やキャリア戦略に合わせて記載内容を調整し、これまでの積み重ねや強みが最大限に伝わる職務経歴書を作成していきましょう。
焦らずにご自身のペースでスキルや生活習慣を育みながら、まずは「無理なく安心して通える環境」で日中の生活リズムを作り、これからの安定した生活とキャリアの土台を整えていきましょう。
横浜市中区で就労継続支援A型事業所をお探しなら、私たち「ジョブサポ」へ一度ご相談されませんか?ジョブサポでは、雇用契約のもと、安心できる環境で規則正しい生活リズムを作りながら、少しずつ安定して働く習慣を身につけていくことができます。「職務経歴書の書き方やアピール方法について相談したい」「実際の職場の雰囲気を見てみたい」という方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。あなたの次なる一歩を、私たちが全力で応援します。
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